johnnyjumpup's blog

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 先週火曜日の早朝に起こったD12のメンバー、プルーフ(Proof/本名Deshaun Hotlon)射殺事件の容疑者Mario Etherideg(28歳男性)が、警察に身柄を拘束されて事情聴取が行われていることは既報の通り。彼は事件の翌日12日の午後に自ら警察に出頭していた模様。しかし14日、 Etherifegの容疑は凶器の隠匿携帯および建物内での発砲という2つの重罪のみで、現時点ではプルーフに対する殺人罪には問われていないという。
 Etheridegの罪状認否が、デトロイト地方裁判所で15日に行われ、保釈金7万ドル(約840万円)と予審が今月26日から行われることが決定した。有罪になれば、凶器隠匿携帯で5年、発砲で4年の計9年の懲役が科せられる模様。Etheridegの弁護士Randal Upshaw氏が今回の審問で正当防衛であるとして無罪を主張しているが、プルーフの弁護士は、目撃者の多くが、プルーフが先に発砲したと証言する中、あくまでも射殺に至った経緯は現在も捜査中であると主張。ケンカの原因と発砲に至った経緯の究明が今後の争点になりそうだ。
 同じく15日には、18日に一般弔問客とプルーフの最後の対面の儀が、翌19日には告別式がデトロイト市のFellowship Chapelで催されることが発表されている。
 事件から3日後に、エミネム(Eminem)も口を開き、
「人生をともに歩んできた人を亡くしたとき、言うべき言葉はなかなか見つけられないものだ。プルーフがいなければ、エミネムは存在していなかっただろうし、"Slim Shady"は間違いなく生まれていない。友人を失っただけでなく、デトロイトのヒップホップシーンにおいても必要な人物を失った。彼の死ばかりがクローズアップされているが、いつも周りにいる人々にインスピレーションを与えてくれていた生前中の彼を思い出して欲しい。プルーフはもうこの世にはいないが、これからも私の親友であることに変わりはない」とコメントを発表した。