- 作者: 松岡なつき,彩
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 文庫
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3/5追記:
スペインではいよいよ戦の準備。ところで、絵画のアロンソは黒髪だけど実際は(パラレル世界だけど)金髪でしたが、これはなにかの伏線なのだろうか。
この巻のラスト、和哉との和解はむりだったけど、ジェフリーたちの元へ帰るカイト。イングランド組(とくにキット)はまたまたピンチ。カイトが戻ってもウォルシンガムは許さないかも…とくにキット。完全な裏切り者だもんね。
和哉はだいぶ神経が参っていたとは言え、親友にひどいことをしたけれども、でもやっぱり憎めないのよね。二度も捨てられた…と思ってるだろうけど、いつかはカイトがかれを捨てたわけではないということに気付けるといいな。カイトは友人にどんなメッセージを残していったんだろう。また暗号文だったりして。
今巻は『友情・友愛』の回だったかな。離れていても、一生あわなくても続いてゆくのが絆だろうから、いまの和哉はつらいだけだろうけどなんとか立ち直ってほしい。でももうずっとつらい立場だったんだよね、和哉は。だから悪い奴!と思えない。早いとこ和哉の片思い(友情)じゃないことに気付いてくれれば…