- 作者: かわい有美子,南田チュン
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2009/06/19
- メディア: 単行本
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
京都が舞台で、お商売屋さんだらけなので、年寄りのつかうような京言葉。かわい作品の常で、受は色白・女顔でどことなく地味…いや可憐でひかえめな印象だが、攻はもうちょっと華がある。ただ、この作品の攻は陽的な男性的魅力というのではなく、ちょっと女性的ですらある、陰的雰囲気である。端的に言うとヤンデレなんですけど。
で、女性的だというひとつの要因はイケズ言うからなんだけど、わたしああいうおばはんちっくなの、好きなのよねえ。いけずっても、BLでは攻がよく濡れ場で言ったりやったりするあれじゃなくて、他人に面とむかってイヤミ言うとかそういうことです。かつてのわたしなら、攻が旅館の仲居だか番頭にチクッと言うシーンでこいつのことを嫌っていただろうな。いや、まあどっちもどっちなシーンなんだけどね