johnnyjumpup's blog

アニメ、まんが、CD等のおぼえがき

NHK海外ドラマ

 深夜に再放送している『ホーンブロワー 海の勇者』を観ています。この一日からやっていて、今夜が二夜め。いぜん放送していたときはビデオに録っていたのを観ようと思っていたのですが結局みそびれました。
 18世紀末に英国海軍の士官候補生となったホレイショ・ホーンブロワーの成長と活躍を描いた物語で、劇中使用される帆船は本物だそうです。CGも使われていないのかしらん。ヨーロッパの、このくらいの時代の劇ってどうにも汚らしくって苦手なのですが、これはかててくわえて男ばかりで海の上ではどこにも移動できない船の中、ということもあって不潔さMAXという感じですが、主人公のホーンブロワーの清潔な白いシャツとタイツ、若さあふれる滑やかな頬がなかなかいいです。上級士官などは貴族なのか、品もありますし。絵づらは基本的に不潔だが。
 さすがというか、イギリスのドラマらしいなと思ったのは、同船に雑用の下っ端クラスの12歳くらいの少年が乗船しているのですが、その男の子が、主人公とおなじ士官候補生のおじさん(お兄さん?)の腿に手を置いているシーンが(ほんの一瞬)あって、これはアメリカ製だとカットだなと思った。下っ端が上官の身体に用もないのに触れていいはずはなく、万にひとつ触れるにしても腿ではないだろう。それをわざわざ身体に触れさせている……かれらの関係はおのずとわかろうと言うものだ。
 と、ここまで書いて、あれはほんとうに少年だったかしらん。たしかまわりには娼婦らしき女性もいたようないないような。